闇金ウシジマくん に見る借金の動機

人は借金をします。ここに出てくる人間は例えば工場に働いていて、ねじでも作っていてその事業のために資金が必要であるという人間ではない。

銀行が貸し手ではない。銀行などではもはやお金を出さなくなり最終的に行き着く場所として闇金は存在するのです。動機は様々です。

浪費、遊興、などです。見栄とかですかね。

　この国、この時代に生まれれば、少なくとも、水や食料には困りません。

スーパーやコンビニにでも行けばすぐに食料もすぐ手に入る。当たり前のことではなくて、数百年程度のことだと思います。

産業革命の前は、人類の関心事は飢えないことだったと思います。

　しかし、この物語に出てくる借り手となる人間は、家族が心臓病である、移植に費用がかかるという動機ではなくて、ただ、他者より自分をよく見せたいと考えたり、自分を顕示するがために借金を重ねていくのです。


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